【連載企画】浦和美人♪
疲労の正体につながる説は複数ありますが、先ずは運動と栄養と休養を適切に!
『浦和美人♪』とは・・・
カリスマフィットネストレーナー保條芳彦氏執筆・監修のもと、
フィットネストレーナー視点での「美しい身体」「健全なメンタル」をいかにして作っていくか!?
その知識・ノウハウを余すことなく基礎から丁寧に書きあげていく連載コラム企画です。
別名「読むフィットネス!」
浦和美人図
今回は「疲労」がテーマ
運動、栄養・食事、それに休養が重要になってきます。
こんにちは!
浦和美人は現在後半戦に突入中!
後半戦の大きなテーマは「生活習慣」。
後半戦はこれまでに3回記事を書きました。
1回目と2回目は「サプリメント」と「エナジードリンク」という、生活習慣の乱れからくる疲労への現代的、即時的な対応について。
3回目は「骨粗しょう症と貧血」という、場合によっては生活習慣を改めることで改善することのできる体調不具合について。
そして、4回目の今回は「疲労」そのものがテーマです!
「働き方改革」などが世の中で騒がれている中、一生懸命お仕事を頑張っている方もたくさんいると思います。
その結果疲労がたまり…
そんなことないですか!?
疲労回復には運動、栄養、休養が必要なのですが、ちょっと今回は脱線して疲労に関する「とある説」もご紹介。
日本予防医学という会社が発表している「疲労の正体」というものです。
そういった新説もあるということをご理解いただきながら、私個人の「疲労」への対応方法を述べていきたいと思います。
今回のテーマは「疲労」
1. 疲労の正体
2. 結局のところ
3. それでも乳酸は疲労物質
4. 乳酸除去の積極的休養
5. まとめ
さあ、早速参りましょう!
疲労の原因は何でしょうか?
大阪市立大学大学院の梶本修身特任教授の調査報告で参考になりそうなものがありますのでご紹介します。
CPKなど原因になりそうな物質を93種類ほど挙げそれぞれについて調べた結果、疲労に関わるのは「活性酸素」だということが分かりました。
人間が活動する時は、筋肉と言わず、脳と言わず、あらゆる場所で酸素を用いて、アデノシン三リン酸というものを作り出しますが、その結果として大量の活性酸素も産生されます。
活性酸素は、強力な酸化作用をもってウイルスなどを攻撃するのですが、この作用は周知のように私たち人間の細胞をも破壊してしまう両刃の剣です。
細胞が酸化してしまうとその機能は低下しますが、通常は活性酸素から細胞を守るシステムが働きます。
しかし何らかの理由で処理しきれないほどの活性酸素が産生すると、細胞を修復することができず機能不全に陥って、必然的に体のパフォーマンスが低下すなわち疲労につながるのです。
※大阪市立大学大学院医学研究科疲労医学講座特任教授 東京疲労・睡眠クリニック院長 梶本修身 インタビュー記事より一部抜粋
つまり疲労の正体は…身体の酸化だという事です。
そして、ある特定の成分(商品)を摂取することで疲労回復する!という事です。
今までの定説は「乳酸の蓄積が疲れ」だと言われていましたが、この説ではそれを覆しています。
それどころか乳酸は体に良いものだという解釈をする方もいます。
あ!ちなみに前々回のエナジードリンクですが、これは疲労を回復させるものではありません!
繰り返しになりますが、脳をごまかすことで「一時的に疲労を忘れさせるもの」です。
エナジードリンクの利用過多にはご注意ください。
それでも、私は乳酸を疲労物質だと考えています。
乳酸はエネルギーを生成した時の副産物であり、筋中に乳酸が溜まると筋収縮は低下するし、疲れを感じます。
だからこそ、私はその乳酸を素早く除去することが疲労回復につながると考えます。
これは私の実体験からの意見・主張になります。
この古い考え方を主張するのは…老害と言われそうですが、やはりその考えを一掃することは個人的には出来ません。
では、乳酸を除去するにはどうすればよいのでしょうか…?
休養には「積極的休養」と「消極的休養」があります。
消極的休養は「寝る」をイメージしていただければよいかと思います。
反対に積極的休養は軽いウォーキングやストレッチなどを指します。
この積極的休養は疲労回復に役立つと言われています。(でも最近の研究では無意味という見解も…)
それでも私は積極的休養をお勧めします。
特にストレッチは柔軟性も向上させますし、自律神経も整えます。
身体だけでなく心の疲れも取れますので、是非ストレッチによる疲労回復を試してみてください。
以下は姿勢美人の回の記事ですが、記事内の動画程度の運動は積極的休養としてお勧めいたします。
《連載企画: 浦和美人♪ 第5回》 姿勢美人(その2.動画編)
疲れを感じてきたら、軽い運動やストレッチを♪
今回では、「疲労の正体」に関する説を大きく2つ挙げました。
色々な説があるんだなぁ、、ということをご理解してもらいつつ、基本的なことを皆さまに実践していただければと思います。
「適度な運動」と、「適切な栄養」、「休養」により疲労は大きく改善されると思います。
適度な運動は浦和美人の姿勢美人でご紹介したような運動に加え、軽いウォーキングやストレッチをお勧めします。
その結果、質の良い休養につながります。
また、「適切な栄養」は疲労回復だけではなく前回のテーマでもあった「貧血や骨粗しょう症予防」につながりますので、是非生活習慣の見直しを!
今回はここまでです♪
「姿勢美人」の回でご紹介した軽めの筋トレ
ウォーキングやストレッチ
まずは、身の回りのできることから始めてくださいね♪
《基礎編》
◆浦和美人♪ 第1回 2019年1月7日(月) “浦和美人とは・・・!?”
◆浦和美人♪ 第2回 2019年2月4日(月) “食事や運動に関する基礎知識(その1)”
◆浦和美人♪ 第3回 2019年3月4日(月) “食事や運動に関する基礎知識(その2)”
◆浦和美人♪ 第4回 2019年4月1日(月) “姿勢美人その1(知識編)”
◆浦和美人♪ 第5回 2019年5月7日(火) “姿勢美人その2(動画編)”
◆浦和美人♪ 第6回 2019年6月3日(月) “メンタル美人”
◆浦和美人♪ 第7回 2019年7月1日(月) “健康美人(無痛健康美人)”
◆浦和美人♪ 第8回 2019年8月5日(月) “健康美人(食事美人)”
《生活習慣編》
◆浦和美人♪ 第9回 2019年10月7日(月) “生活習慣 ~サプリメントの有効活用~ ”
◆浦和美人♪ 第10回 2019年11月5日(火) “生活習慣 ~エナジードリンク~ ”
◆浦和美人♪ 第11回 2019年12月2日(月) “生活習慣 ~骨粗しょう症と貧血~ ”
◆浦和美人♪ 第12回 2020年1月6日(月) “生活習慣 ~疲労の正体~ ”
保條 芳彦(ほじょう よしひこ)
1983年、埼玉県出身
東北福祉大学卒業後、社会人野球選手としても活躍。
自身の経験に基づいたフィットネストレーニングには定評あり。
2014年 完全会員制フィットネスジム「NEX-US(ネクサス)」開業、
一般の方からスポーツ選手まで幅広い層のジム生が通うフィットネスジムとして
会員枠の空き待ちの長さ、行列のできるフィットネスジムとして有名。
現在は、フィットネスジムの代表を務めるとともに、
ゴルフのドライビングツアープロとしても活動中。
目指すは飛距離400ヤードオーバー!
「あなたのドライバーの飛距離伸ばします!」企画の連載も検討中であるとかないとか・・・
↓
はじまりました!
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※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。
《連載企画: 浦和美人♪ 特別号》 今できること。ウォーキングのススメ!
外出しづらい世情ですが、健康維持のためにできることをしっかりしましょう!
《連載企画: 浦和美人♪ 第12回》 生活習慣 ~疲労の正体~
疲労の正体につながる説は複数ありますが、先ずは運動と栄養と休養を適切に!
《連載企画: 浦和美人♪ 第11回》 生活習慣 ~骨粗しょう症と貧血~
骨粗しょう症と貧血は「生活習慣の改善」で良くなるケースもあります☆
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