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まいぷれ的 柏レイソル部

新加入記者会見 輪湖・レアンドロ・高山・ハン各選手

2014年シーズンスタート 今年は5選手が新加入

2014年1月17日に、日立柏サッカー場で行われた新加入選手の記者会見に行ってきました。今シーズンは5名の選手を迎え、タイトル奪還に挑みます。

会見場に入ると、2014 FIFAワールドカップの公式球であるbrazuca(ブラズーカ)が机の上に置いてありました。これが今シーズンのJリーグで使われるボールです。

柏レイソルU-19として、ブラジル・サンパウロ市でコパ・サンパウロ ジュニアサッカー選手権大会に参加中の中谷選手を除く4選手が、このボールを前に会見に挑みました。
記者会見と、その後に伺ったお話をお届けします。

「チームのために頑張ることは誰にも負けない」ハン・グギョン選手(MF・背番号8)

湘南ベルマーレから移籍してきた韓国出身の23歳。183cmと恵まれた体格を活かした力強い守備が魅力のボランチです。韓国代表としてブラジルワールドカップ出場を目指しています。

「まだチームに全然慣れていないけど、なるべく早くチームに慣れて、チームに必要な選手になりますので、よろしくお願いします」と、日本語の挨拶でした。

今回の移籍はとても難しい決断だったというハン・グギョン選手。
「日本は5年目になります。ヨーロッパのチームに誘われたときは正直なところ心が揺れましたが、今年はワールドカップもありますし、いろいろなことをトータルで考えた時に日本で引き続きプレーするのが良いと考えました。
強化部の吉田達磨ダイレクターが韓国に来てくださるというアクションにはすごく感動を受けました。もともと柏レイソルはすごく好きなチームだったので、移籍を決断しました。日本で最高の柏レイソルに来られてよかったと思っています」

レイソルの印象、そして得意なプレーへと話が続きます。
「レイソルは、チーム全体として個人の能力が高いと思います。同じボランチの大谷選手はすごく安定してゲームをコントロールできる選手だと思っています。
私はずば抜けてサッカーが上手い選手ではありませんし、飛び抜けた能力があるわけではありませんが、自分を犠牲にしてチームのために死にものぐるいで頑張る点では誰にも負けません。少しでもディフェンスラインを助けられたらと思います」

「相手に驚異を与えられる選手に」レアンドロ選手(FW・背番号11)

大宮アルディージャ、モンテディオ山形、ヴィッセル神戸、ガンバ大阪などの所属経験があるブラジル出身の28歳。力強いプレーと決定力はレイソルにとって心強いですね。

「日本に戻ってくることができて非常に嬉しいです。何よりもいつもタイトルの近くにいる柏レイソルでプレーできることを、幸せに思います。グラウンドの中に入ったら自分の持っている力を全て出し切って、チームのために貢献したいと思います」

「相手チームとして対戦したときのレイソルは、試合開始の笛が鳴ったら、終わりの笛が鳴るまで、常に走り切らなければ勝てないチームでした。今はそのレイソルにいるので、相手にさらに驚異を与えられる選手になれたらいいと思います」

Jリーグ経験が豊富なレアンドロ選手。移籍の決め手は何だったのでしょうか。
「カタールでやっている時から日本でやりたいと思っていました。自分にとってはタイトルに近いチームにいることが大切で、レイソルはここ数年タイトルを取り続けていますので決断しました。
ネルシーニョ監督はブラジルにいるときから名前は知っていたし、リスペクトしていました。その監督とできることは嬉しいです。監督のため、チームのため、力を出していきたいと思います。常に最後まで闘い、チームの勝利につながるゴールを決めて結果を残せればと思っています」

「純粋に、レイソルでやりたいと思った」高山薫選手(MF・背番号13)

湘南ベルマーレから移籍してきた神奈川県出身の25歳。攻守にわたり豊富な運動量な、左サイドのウイングプレーヤー。積極的なドリブルアタックに注目です。

「柏レイソルというチームは常に優勝争いするチームだと思うので、しっかりと試合に出て、1つでもタイトルを取れるように一生懸命頑張ります。
相手チームとして戦ったとき、レイソルは最後の守り切るところ、決め切る力がすごくて、本当に勝負強いチームだというイメージでした。
移籍することは考えていなかったんですけど、J1でやりたいという気持ちもありましたし、理由とかはなく、純粋にレイソルでやってみたいと思いました。J2に落ちたことでチームを出ることはどうなのかと自問はしましたが、自分の正直な気持ちを大切にしたいと思い、移籍を決断しました。タイトルに貢献できるように頑張ります」

「戻ってきたからには活躍したい」輪湖直樹選手(DF・背番号33)

小・中・高とレイソルアカデミーでキャリアを積み、レイソルに所属することをずっと目指してきた茨城県出身の24歳。左足の正確なキックが持ち味の左サイドバック。

「この日立台でプレーすることを夢見て今までやってきたので、ここで満足することなく試合に出て、チームの勝利に貢献できるように頑張るので応援お願いします。
3年前くらいに相手チームとして試合したことがあるのですが、日立台のスタジアムの雰囲気がすごくて、あの雰囲気に圧倒されました。11対11なのに、それ以上に力があると感じるようなチームだと思います」

同期の太田徹郎選手が、一足早くレイソルに戻ってきています。
「ずっと小学校からいっしょにやってきたので、昨シーズン徹郎が試合に出たときは、自分のことのように嬉しかったです。自分がレイソルに戻って、自分でもやってやりたいという気持ちにはなりました。常に試合に出ることを考えて生活していきたいと思います」
「レイソルのトップにあがることを夢見てて、J1目指して、小さい頃からずっとやってきたので、やっとこれがスタートライン、今まではそれの準備期間という気持ちです。左足をいかしたプレーと運動量が持ち味だと思うので、早くピッチに立って、そういうところをいかしたプレーをしたいと思います。
柏はいたるところにレイソルの旗があるので街全体として応援している、一体感を持っているという印象です。柏で育ててもらったので、ここで活躍することが恩返しです。活躍して感謝の気持ちにしたいと思います」

レイソルを離れている期間、どんな成長を遂げたと考えていらっしゃるのでしょうか。
「違うチームに行って、違う環境を知って、レイソルはいい環境だと再確認できました。設備面もサポーターの人数や熱も、すべてにおいてベストな環境だと思います。ここにいたら気付かなかったことが、他クラブに行ったことで気付けて、それが感謝の気持ちに変わりました。このベストな環境をうまく活かしつつ、自分の力にしていきたいと思っています。
また試合にも出たり出なかったりだったので、試合に出る大切さや嬉しさを味わいました。その点で成長したと思います。やっぱり自分はサッカー選手なので、ピッチに立って活躍することが基本です。早く日立台のピッチに立てるように、練習からアピールして、みなさんに活躍姿を見せるようにするので、応援よろしくお願いします!」
アカデミーの先輩からは何か言葉はあったのでしょうか?
「工藤選手から“おめでとう”というメールが来たくらいですね」と、意外にあっさりしている様子。

太田選手、輪湖選手と、一度他のチームに行った選手が戻ってくるのは、後輩にとっても勇気付けられることですね。
「戻ってきたからには活躍したい」という輪湖選手に後輩へのエールをお願いすると、「自分に与えられた環境で、どんなことがあっても頑張るしかないと思っていますす。頑張れば見ている人がいると思うので、自分に嘘付かずに頑張ることが大事だよって、後輩に言いたいですね」と語ってくれました。


移籍は即決したという輪湖選手。おかえりなさいの気持ちがあるので、ついついインタビューも一番長くなってしまいました。
アカデミー出身の選手が活躍してタイトル奪取できれば、こんな嬉しいことはないですね。
開幕は2014年3月1日(土)、日立柏サッカー場にFC東京を迎え撃ちます!
試合の日程は柏レイソル公式サイトでご確認ください。

柏レイソル部では、みなさんからの温かい励まし、監督・選手・スタッフへの質問・メッセージを受け付けています。みなさんに変わって直撃してきますよ! 取材依頼やお問い合せもまずはメールで! こちらからどうぞ。
では、次回の更新をお楽しみに。

2014/02/05

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