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まいぷれ的 柏レイソル部

ホーム最終戦(対FC東京戦)を勝利で飾る

日立台でサポーターを魅了した順也、工藤、ジョルジ!

順也ハットトリック+工藤レイソル録更新=4対1で勝利!

ホーム最終戦を迎えた日立台は、13,930人という満員のサポーターが見つめる中、11月30日に行われました。
ゴール裏の柏熱地帯には、選手の名前を記した横断幕がズラリとならび、中央には大きく「日立台」と書かれた黄色い横断幕が輝きます。
レイソルのみならず、FC東京のサポーターも多数訪れ、すばらしい声援がスタジアムに響く最高の雰囲気となりました。
ジョルジ・ワグネル選手はベンチスタート
ジョルジ・ワグネル選手はベンチスタート
試合は序盤FC東京ペースで進むも、レイソルは絶えてじっくりと好機をうかがいます。
前半に田中順也選手(FW・背番号18)がPK2本をきっちりと決めて、2対0で折り返しました。
「ホーム最終はいい試合をしたいという想いがあった」と工藤壮人選手
「ホーム最終はいい試合をしたいという想いがあった」と工藤壮人選手
後半開始早々、相手GKのクリアミスを工藤壮人選手(FW・背番号9)が落ち着いて右足で押し込み、3対0。
今シーズン得点王争いの上位にランクする工藤選手は、これが今季19点目。
それまでのレイソルのリーグ戦日本人最多得点記録は北嶋秀朗選手の18点で、その背中を追い続けてきた工藤選手が、背番号9を背負ってこの記録を塗り替えた、心のこもった1点となりました。
ハットトリック達成の田中順也選手
ハットトリック達成の田中順也選手
後半も半ば、すでに退団が決まっているジョルジ・ワグネル選手(MF・背番号15)がピッチに現れると、ひときわ大きな声援が日立台を包みます。
FC東京に1点を返されて3対1の場面で、そのジョルジ・ワグネル選手のパスから追加点が生まれます。
同じく途中出場ながらスピード感あふれるプレーでピッチを縦横無尽に駆け回った山中亮輔選手(MF・背番号30)がパスを受けると、左サイドをドリブルで駆け上がり、精度の高いパスを中央へ。田中選手が左足のボレーシュートをゴールに突き刺しました!

来季に向けて希望の持てる試合運びで、ホーム最終戦を勝利で飾ったのでした。
ネルシーニョ監督
ネルシーニョ監督
試合後の会見で監督は話します。
「勝利のために一つずつ積み上げ、そして最後に勝利を掴んだという形でした。効果的なカウンターも狙い通りです。左右に振って相手を動かし、スペースを作りながら仕掛けるレイソルのプレーがきっかけとなったPK2本だったと思います。その2点の有利をもって、質の高いゲームを続けてくれました」

柏レイソルはこの1年、Jリーグのどのチームよりも多くの試合を戦ってきました。
アジアチャンピオンズリーグ(ACL)ベスト4、ヤマザキナビスコカップ優勝、天皇杯4回戦敗退、そして残るはリーグ戦のみという状況で迎えたこの一戦。
過密スケジュールをこえてここまで来た選手たちは、落ち着きを取り戻し、集中して試合にのぞんでいるような印象を受けました。
思い出されるのは昨季の最終戦で田中選手が語った言葉。「JリーグとACLを両方戦っていけるようなタフなチームにならないといけない」。
来季のACL出場権は得られませんでしたが、その次を見越して早くも来季の闘いを見据えるチームがここにあると、そんな風に感じられた最終戦でした。


次回は、ホーム最終戦セレモニーの様子をお届けします。

柏レイソル部では、みなさんからの温かい励まし、監督・選手・スタッフへの質問・メッセージを受け付けています。みなさんに変わって直撃してきますよ! 取材依頼やお問い合せもまずはメールで! こちらからどうぞ。
では、次回の更新をお楽しみに。

2013/12/10

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