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GO!GO! 千葉ジェッツ

始動! 原修太選手による「#ハラの輪」プロジェクト

ひとりのプロバスケットボール選手が立ち上げた小さな輪は、いずれ大きな輪に!【動画コメントあり】

2020/04/30

千葉県初のプロバスケットボールチーム「千葉ジェッツ」の情報をお届けする千葉ジェッツ公式応援サイトです。どのメディアよりも熱く深い愛情を持って取材記事を更新していきます。
2020年4月28日 ZOOM取材にて、スクショタイムのジェッツポーズ
2020年4月28日 ZOOM取材にて、スクショタイムのジェッツポーズ
4月28日。
#ハラの輪 プロジェクトが始まりました。
千葉ジェッツふなばしの原修太選手としてではなく、一人のプロバスケットボール選手として、原選手が個人で立ち上げたプロジェクトです。

だからこそ、千葉ジェッツのブースターの方はもちろんのこと、箱推しや推しメンなど関係なくすべてのバスケットボールファンに、さらにはバスケットボールをよく知らない方々にもこの取り組みを知っていただきたい、そう思っています。
原選手ご自身に、このプロジェクトを始めたきっかけや想いをお聞きしました。

1本の電話からZOOM取材を敢行

写真提供:イケメン広報
写真提供:イケメン広報
それは27日午後のこと。
千葉ジェッツふなばしのイケメン広報こと、三浦一世さんからの着信。
新型コロナウイルス感染拡大のためにリーグが中断して以来、お話をするのは初めてかもしれません。

「原がこういう企画を始めたいと相談してきて、まいぷれさんにメディアとして発信してほしいと言っているのですが…」

思わず、「自分から持ち込んだということですか?」と確認している自分がいました。
もはや末っ子キャラとは思っていませんが、自ら企画を持ち込むという姿が意外に感じられたからです。

それよりも、まいぷれをご指名いただけるなんて、こんな光栄なことはありません。
そしてどうやら急いでいるらしい。最短で明日の18時以降と伝えると、「時間は何時でもいいです。自宅にいるので」と後ろで話す原選手の声。こうして、28日夜にZOOM取材を行うことになったのです。

突然のリーグ終了、オンラインでトレーニングする日々に

ハードなディフェンスと3ポイントシュート、そして力強いドライブが持ち味。
ハードなディフェンスと3ポイントシュート、そして力強いドライブが持ち味。
3月15日の試合中止から1か月半。チーム練習はなく、いまは多田我樹丸ストレングストレーナーと、オンラインでできるトレーニングがメインだと言います。いままでトレーニングで利用していたジムが使えなくなり、自宅前でドリブルをついたり、自転車をこいで1時間ほど身体を動かすのが精一杯。「オフシーズンでも、動かずに1週間過ごすことはありません。こんなにも家にずっといて、不思議な感じです。運動したくなるし、動かさないとかえって体調が悪くなりますよね(笑)」

無観客試合、試合中止、リーグ終了、ポストシーズンの中止。選手として不安になるには十分過ぎるほどの、激動の日々でした。「終わる1か月前からケガで休んでいて、CSに向けてリハビリを頑張っていたので悔しいし、こんな状況は初めてでどうなるのかわからない状態です。来シーズンのこともわからないけど、信じてやるしかない」。それでも、「自分は適当に生きてるので、人より不安はないかな(笑)」と、前を向いた理由を話します。

そうは言っても、リーグが途中で中断したことは、どんなに悔しかったことだろうかと思います。今シーズンは身体を当ててドライブをし、フィニッシュまで持っていくことに取り組み、夏から大村将基スキルディベロップメントコーチのワークアウトに汗を流してきました。TOKYO DIMEに所属し、3人制バスケットボールのトップリーグでもプレーしています。開幕前には「今年の原はいい」という声をよく耳にしました。大野篤史ヘッドコーチも「原はひと皮向けたから期待している」とおっしゃっていたのです。

練習でアピールできても、思い通りの結果を残せない試合もありました。それでも、「自分は常に活躍できる自信はある」と真摯に取り組み、1月の終わりには「今年こそ優勝できるチームになっている」と胸を張っていました。チームも連勝して上昇気流に乗っていた時期です。まさかその約1か月後に、試合のできない日々がやってくるとは。怪我もよくなり、これからというときだっただけに、やり場のない悔しさがあったのではないでしょうか。
TOKYO DIMEのメンバーとして3人制バスケットボールのトップリーグに出場。
TOKYO DIMEのメンバーとして3人制バスケットボールのトップリーグに出場。

自分個人でできることを模索し、行動に移したプロジェクト

自宅にいる時間が増えると、耳に入るのは哀しいニュース。「緊急事態宣言で、家にいる時間が長くなっています。自分は一人暮らしだけど、家族がいて、子どもの学校が休みで、仕事がリモートワークで、ストレスがたまるのは当然のこと。児童虐待とかDV(ドメスティック・バイオレンス)とか、どんどん増えているという記事を見ました。バスケを通じて、そういうことを減らせないかなと思ったことが、この取り組みのきっかけです。自分ができることを考えたときに、とっさにバスケットボールをプレゼントしようと思いました」

さらに、ブースターさんの声も後押しをしたと言います。「SNSのメッセージやコメントで、バスケができていないという声をたくさんいただきました。自分は家でボールをさわったり、家の前でドリブルついたりするだけでも、ストレス発散になると感じています。でも、そういうことすらできない人がいることを知ったんです」

もともと、バスケを通じて何かをしたい!という思いは、前々から持っていたそうです。プロ選手としてキャリアを積み、影響力のある選手になった今だからこそ、実行に踏み切ったのかと思ったのですが、そうでもなさそうです。

「今までにもやってみたいなという気持ちがほんの少しはあったけど、千葉ジェッツというチームにいて、ジェッツが企画を立てて実行してくれるので、自分で行動に移すことはありませんでした。でもいま家で自粛しないといけない状況になって、ジェッツとしてではなく、自分個人としてできることはないかなと考えて、やっと行動に移せました。自分に影響力がある、ということまで考えたことはないかな。ベンドラメ(礼生選手、サンロッカーズ渋谷)がチャリティTシャツを作ったり、田渡(凌選手、横浜ビー・コルセアーズ)がSNSでエアロビチャレンジをしたり、そういう93年組に影響されたっていうのは絶対ありますね。同期の行動によって自分も動かされたのかなとは思います」
この笑顔に癒されている方も多いはず。
この笑顔に癒されている方も多いはず。

1回きりではない。自分のファンじゃなくてもいい。輪を広げ、家族に笑顔を。

写真提供:イケメン広報
写真提供:イケメン広報
事前に先輩に相談したということはなく、Bリーガーではない友人に客観的な意見を聞き、実行することを決めたとか。千葉ジェッツとしての企画ではないので、三浦さんにも個人的に相談したそう。
プレゼントするバスケットボールの数は、背番号にちなんで31個。「これを1回きりにするのではなくて、何回も続けていきたい。そういうこともあって、とりあえず今回は自分の背番号と同じ数にしました」と、今後も続けていくことを明言しています。

プレゼントするボールは、「サインを入れて使われないとそれが一番哀しいので、サインを入れず、別にサイン色紙を添えたいと思います」とのこと。「応募は、大人の方でもお子さんでも。コメントに、子どもと一緒にやりたいからとか、バスケットボールを通じて家族の絆を深めたいからとか、いまの状況や考えていることを書いてもらえると、みなさんの状況がわかります。フォロワーを増やしたくてやるわけではないので、フォローはいりません。自分のファンじゃなくても構いません。ボールを受け取った方は、ボールを使ってこういうことをしたよと、自分宛にコメントしたり、動画や画像を投稿したりしてもらえると嬉しいです。そういうのを見て、当選者の方の友達や知り合いが、自分もやってみようと思って、輪が広がるかもしれません。家族みんな一緒になってバスケをして、みんなで撮影して、そうやって哀しいニュースが減るといいなと思います」

一つだけ、原選手は思い違いをしているのではないでしょうか。「自分に影響力があるのか、たくさん応募があるのか不安」とおっしゃっていましたが、すでに応募は1000通を超えているではありませんか。きっとみなさんのコメントを見て、また次の行動へとつながっていくと思います。どのようにボールを使うのか、あるいは、このボールでどんな風に笑顔になりたいかなど、ぜひ熱いコメントで、原選手の心を突き動かしてくださいね。

ZOOM取材で録画させていただいたメッセージをご覧ください

応募方法は簡単! 締め切りは2020年5月5日

1. 原修太選手の以下のツイートをリツイート
2. ハッシュタグ「#ハラの輪」付きでコメント
この取り組みについて、多田我樹丸ストレングストレーナーのTweetはご覧になりましたか?
こちらも楽しみですね!
当選の連絡は、ひょっとしたら、もしかしたら、原選手から直接ダイレクトメッセージが届く可能性もありそうです。メッセージ動画を送ることも検討しているそうなので、メッセージを受け取れる状態で待っていてくださいね。
(あくまで予定であり未定です。実現ならなかったらすみません!)

取材後記

「元気ないっすね」
ZOOMをつないでひと言め。ハッとしました。自覚はなかったけど、新型コロナ関連の情報を日々追いかけ発信しているので、いつの間にか疲れていたのかもしれません。選手に気を遣わせてしまうなんて、メディア失格ですね。元気出していきましょう!
みなさんも、自覚のないままに、ストレスや疲労が溜まっていることはありませんか?
バスケットボールをきっかけに、みなさんが笑顔で毎日を送れますように。

最後になりましたが、船橋市出身の原選手が、船橋の地域情報サイトまいぷれを発信先に指名してくださったことを、スタッフ一同とても感謝しております。まいぷれからも、何か御礼ができるとよいのですが……。
これからもチームや選手に寄り添って取材を続けていきますので、どうぞお楽しみに。
ZOOM取材のオフショット。「自炊? 自炊っていうか、肉を焼いてます(笑)。たまに、Instagramでフォローしている加藤超也さん(プロサッカー選手・長友佑都さんの専属シェフ)のレシピを真似したりしてます」
ZOOM取材のオフショット。「自炊? 自炊っていうか、肉を焼いてます(笑)。たまに、Instagramでフォローしている加藤超也さん(プロサッカー選手・長友佑都さんの専属シェフ)のレシピを真似したりしてます」

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