自宅でタイ料理! in 浦和
タイ料理の人気メニュー!
カオマンガイ
こうしてタイのコラムを書きつつも、なんだかんだここ2年もタイへ行けていないわたくしです。
そんな折、ここ日本で、タイの話題が耳に飛び込んできたのは、少し前のこと。
以前タイに住んでいたというかたの一言でした。
「タイのドラマが、今や世界でブームになろうとしているんですよ。」
え?本当?
わたくしが思い描くタイのドラマといえば、
身分違いの二人がひかれ合いつつも、意地悪なライバルの出現や親の反対などで
なかなか成就しない恋・・・という、いかにもメロドラマな図式。
長年、それがもう、在タイ外国人にとっては笑い話になるくらい、タイドラマの定番スタイルでした。
そんなタイドラマが世界でブーム??
ピンとこないまましばらく経ち、本屋さんでふと目に止まったのは、タイドラマガイド。
お。と思い手に取ろうとすると、そのお隣には「タイドラマから学ぶタイ語」という雑誌が!
はっとして棚を見渡すと、韓流ドラマ関連本に負けず劣らない数の
タイドラマ関連本が並んでいるではありませんか!
噂は本当だったんだ!
手に取りページをめくると、今どきの小顔で肌つるつる、おしゃれ系のタイのイケメン俳優たちが。
おおー美しい!!
たしかに、わたくしの持っていた従来のタイドラマのイメージを覆す、今どき系の爽やかさが、
俳優さんからもドラマシーンの紹介写真からも漂っています。
でも、韓流ドラマだって日本のドラマだって、イケメン俳優さんたちは出演していますよね。
そんな各国ドラマと一線を画してタイドラマがなぜ今、世界でブームと言われているのか。
それは、そのイケメン同士の恋愛ものだからなのです。
ストーリーは各ドラマ、学園ものや生まれ変わりものなどさまざまですが、周囲の目を気にしつつも自分自身の気持ちを丁寧に確かめて行くさまや、家族の理解を得られるか葛藤するさま、そして、その合間に起きる数々のちょっとした事件などが国籍、性別を問わず、人々を引きつける理由なんじゃないかな、と思います。
タイは昔から、様々なセクシャリティの人に、比較的寛容な国です。
そんな国ならではの、近年のドラマ作りが、タイドラマブームを巻き起こしているのかもしれません。
[タイの街角から]
スマホでテレビをみる子供たち
さて、それでは、今回ご紹介するタイ料理レシピは、タイのイケメンにも負けず劣らない爽やかさ溢れる生姜のタレが暑い夏にも食欲をそそる、「タイ風チキンライス」です!
材料は、日本のご家庭で手に入りやすいものばかり!
ぜひ作ってみてくださいねー♪
●材料(2人分)
材料 | 量 |
米 | 1合 ジャスミンライスを使う場合、10%は日本米を入れる |
鶏ガラスープ | 170g お湯170gに粉末鶏ガラスープの素を3g溶かしたもの |
鶏モモ肉(皮つき) | 130gx2枚 |
生姜 | 10g |
ニンニク | 15g |
塩 | 3g |
サラダ油(炒め用) | 適量 |
サラダ油(肉に塗る用) |
|
(あれば)パクチー(トッピング用) | お好みの量 |
スライスしたきゅうり | お好みの量 |
| |
●タレ材料 |
|
タオチアオ タイの大豆ペースト。なければ日本の白みそでも可 | 20g |
砂糖 | 15g |
酢 | 20g |
唐辛子 | 1本 |
生姜 | 10g |
ニンニク | 1片 |
(あれば)シーユーダム | 1g |
作り方
●下準備
・生姜と、分量の2/3(約10g)のニンニクを細かいみじん切りにしておく。
・残りのニンニク(約5g)は、包丁の腹を使って潰しておく。
<ライス>
1)米を研ぎ(ジャスミンライスは水でサッと洗い)ざるに空け、水気を切っておく。
2)フライパンに適量のサラダ油と潰しニンニクを入れ火をつける。弱火でニンニクの香ばしい香りが出るまで炒める。
3)ニンニクの香りが出てきたら、みじん切りにしたニンニク、生姜の順にフライパンに入れ、焦げ目がつかないように炒めながら、最後に米を入れる。
4)1分炒めたら、そこに塩を入れさらに1分炒める。
5)炒めた米を炊飯器に入れ、鶏がらスープを入れ炊く。
(ジャスミンライスの場合は1合のメモリから大さじ1杯ほど少なめにスープを入れ炊く。)
<鶏もも肉>
1)鍋にたっぷりの沸騰したお湯に鶏もも肉を入れ茹でる。
2)10分経ったらざるに空け、水でサッと洗い、水を切ったあと、皮の部分を上にし、
表面にサラダ油を塗っておく。
<タレ>
材料すべてを、すり鉢で擦るか、もしくはミキサーにかけ、完全に液状になるまで混ぜ合わせる。
器にライスを盛り、ライスに、5ミリ幅ほどにスライスした茹で鶏をのせ、
パクチーやキュウリをトッピングした後、タレを入れた小皿を添えたら出来上がり!
ね、簡単でしょ?
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タイキッチン ウアムファン店長
内呂菜穂子(うちろなほこ)
父親の遺した言葉を実現すべく、2013年10月に、タイ人料理人の夫と共に北浦和にタイ料理店「ウアムファン」を開業。
前職日本語教師。
ちょっぴりお酒好き♪
Instagramで、タイ料理の紹介&ちょこっと趣味の飲み歩き記録を展開中。
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