Canon デジタル一眼レフカメラ EOS 5D Mark IV ボディー EOS5DMK4
ヒジコの浦和ママカメラ部(MAMA CAME*LOVE)
カメラ屋さんでビビらないための基礎知識
初めまして!さいたま市在住のフォトグラファー、ヒジイハルカです。あだ名はヒジコ。
「ブライダルフォト」や「家族の日常」、「お店の広告」などの撮影をしています。
カメラマン歴10数年のアラフォーフォトグラファー。アラフォーのくせに落ち着きがないです。へへ。
そんな私ヒジコですが、プライベートでは二人の息子がおります。
ぶっちゃけなくても可愛いです最高に!
私はこの「ママ目線」をとても大事にしていて、全てのママが『何年たっても親バカで、何年経ってもいい写真。』を撮れるようになって欲しいと思っています。
同じママだし同じく親バカです!だから先生にカメラを習うみたいな感覚はちょっと違うぞ?という事で『浦和ママカメラ部』発足!
「部活的な感覚のコラム」を書かせていただくことになりましたぞー!
編集会議大変だったし、途中何度もあきらめそうになったけど!
「まいぷれ浦和」様に感謝!!編集長に土下座!まじありがと深〇さん!←
この部活を通して、今まで謎だった「カメラのよく分かりにくい部分」を理解して思い通りに写真を撮れるようになって欲しいです♪
「オフライン(リアル)」での部活もできたらいいな~!と思っているので仲良くしてね←
ちなみに、写真は長年撮ってきましたが文章は小学校の作文以来まともに書いていないので、お見苦しい?読み苦しい?ていう部分が出てくるかもですが、その辺は優しく見守ってください。てへ。
ビール大好き。最近はハイボールDAYO!
InstagramなどSNSの普及で写真を撮ることが身近になってきましたね~
「スマホもいいけど、なんかもうちょいステップアップしたい!」と思っている方も多いのでは?
それで意気揚々カメラ屋さんに行ったはいいけどPOPに並ぶのは
「有効画素数約4240万画素」「快適な光学ファインダー撮影」の文字
???・・・・・ファ!?
かっこいく言い過ぎなんだよー!高い商品だからカッコつけたいのはわかるけど。
店員さんに聞いてみたいけど何も分からないのバレたら無駄に高いの買わされるのでは…(そんなことしないと思うけど)
とかビビっちゃうことありませんか?私はそうでしたwww
ググれば情報は出てくるけど、これまた結構ややこしいのよね。
で!今回は難しいカメラ基礎知識を説明するよ!
「これだけ知っておけば少なくてもカメラ屋さんに行ってもビビらない!」というレベルまでいきましょう!
悩める部員のみんな!是非とも最後までお付き合いよろしくです!
目次
「カメラ」って一言で言っちゃうけど、カメラって正しくは「レンズ+ボディ」のこと。
その、カメラ機本体のことを「ボディ」と言います。
コンデジの場合一体になっているからわざわざあんまりボディって呼ばないけど、カメラを買う時によく使うから覚えておいてね!
まずは、この「ボディ」にまつわる「カメラ」のお話からスタートです。
ヒジコの愛用カメラ達。シーンで使い分けてるよ。(ちなみに一番右は息子のコンデジで水中カメラ)
まずカメラ(デジカメ)の種類は大きく三種類に分けられます。
〇 一眼レフカメラ(以下「一眼」)
〇 ミラーレス一眼(以下「ミラーレス」)
〇 コンパクトデジタルカメラ(以下「コンデジ」)
アクションカメラとか高級コンデジとかもあるけど、そこはコンデジの括りで考えて。
みんながカメラ買う時は、まずこの3種類の選択肢があるよ。
じゃあ、まず分かり易いところから。「コンデジ」とは何か?
「一眼」や「ミラーレス」と「コンデジ」との違いは?というと「レンズが交換できるかできないか」
カメラ機材に詳しい方が聞いたらアホっぽい言い方やな~と思うカモやけど、大きく間違ってないはず。
コンデジ=レンズとボディが一体になったカメラ と覚えておけば今んとこはOK!
では、「一眼」と「ミラーレス」とは???
一眼レフカメラの特徴は以下の3つ!(ミラーレス一眼も含む)
1、背景を好きな様にボカしたりくっきりしたり自由自在!
2、レンズを変えて望遠や広角など色んな表現ができる
3、ピント合わせが早い!時間差なしで今!!と思った時にシャッターが切れる
後ろがボケた写真については後日詳しく紹介するけど、とにかく後ろを大きくボカしたいなら迷わず一眼。ま、これは皆さんきっと知ってるね!
ミラーレス一眼って省略して「ミラーレス」と呼ばれることが多いけど一眼レフカメラと同じくレンズは交換できます。
一眼レフカメラとの違いは「ミラー(鏡)があるかないか」です。まんまやね。
一眼レフカメラはカメラのボディの真ん中にミラー(鏡)が入ってて、その鏡に反射した像をファインダーから覗くイメージ。(光学ファインダーっていうよ!)
なので一眼レフのファインダーで見えるのは実像、ホンモノってこと。
対して、ミラーレス一眼は鏡がない。液晶画面に像を写したものをファインダーで見るって事になります。分かりやすく言えば『ファインダーの中でテレビを見てる』様な感じ。(電子ビューファインダー)
そんだけの違い!なんです。なのになぜこんなにも色んな種類があるんだ!?というと、「センサーサイズ」っちゅうのが関係してくるんです。
なので、次はこのセンサーについて見てみましょう!
ミラーレス一眼。鏡ないでしょ?
レンズ取ったらいきなりセンサー
一眼カメラの中のミラー部分わかるかな・・・?
この鏡の奥にセンサーが隠れてますYO!
フルサイズ、APS-C、マイクロフォーサーズ
一度は聞いたことあるかな?と思うワードだけど大嫌いな横文字や・・・
でも嫌にならないでね。めっちゃ分かりやすく説明してくよ!
この真ん中の四角いのがイメージセンサー。
デジタルカメラはイメージセンサーという半導体で光をキャッチして画像を記録します。(イメージセンサーは「CCD」とか「CMOS」とか呼ばれてるよ)
センサーサイズというのは、デジタルカメラの中にあるイメージセンサーの大きさのこと
なんとなく想像できると思うけど
大きいサイズのセンサーの方がたくさん光を取り込むことができるので
より多くの画像情報がGETできる = 多くの画像情報があるから幅広い表現が可能 = 「画質がいい」
ということ。
最高やんかー!じゃあ一番大きいのにしよう!!となるよね、
でも____センサーが大きくなると値段もビックリ価格に…
本当にフルサイズはオーマイガーな価格設定です。
私はもう感覚麻痺っちゃってるけど20万で普通か安いくらいって・・・
ちょっと一般的な家庭にはどうなん?冷蔵庫の方が欲しくない?
プロは仕事で使うからって買っちゃうけど、そうでなかったら「ちょぉっと!!」ってなるよね。ちなみに私は仕事でフルサイズの一眼レフを使ってますがプライベートも割とこれで撮ります。でも、もうアラフォーなので体力的に限界(切実)
Canon デジタル一眼レフカメラ EOS 5D Mark IV ボディー EOS5DMK4
Canon デジタル一眼レフカメラ EOS 5D Mark III ボディ EOS5DMK3
こちらメジャーなサイズのセンサー比較。(フォーサーズはマイクロフォーサーズのこと)
これ見ちゃうとスマホちっちゃ!ってなりますねえ。
センサーのサイズはめっちゃたくさんあります。代表的なとこでいうと
フルサイズ > APS-C > マイクロフォーサーズ > スマホサイズ
と覚えましょう!
私は持ってないけどAPS-Cは『キャノンのEOSkiss』とかが有名ですね。
Canon デジタル一眼レフカメラ「EOS Kiss X9」ダブルズームキット (ブラック) EOSKISSX9BK-WKIT
OLYMPUS ミラーレス一眼カメラ OM-D E-M10 MarkIII EZダブルズームキット ブラック
何となくお分りいただけたかしら?
「フルサイズミラーレス」というのは「フルサイズのセンサーを持ったミラーレスカメラ」
「APS-Cの一眼」は「APS-Cのセンサーを持つ一眼カメラ」
という感じです。大体は略してて「フルサイズセンサー」とはなかなか言わないんですね~~。
要は一眼レフでもミラーレス一眼でも「センサーサイズが一番大きいフルサイズがとにかく一番高くて一番いいやつ」です。(簡単)
では、なんでセンサーサイズと画質が関係しているのかという話。画素数、pixelについて説明します。
こちら元の画像
いきなりすんごい画像で失敬!
写真を拡大しまくった画像です。モザイクみたいのがいっぱい集まっているのがわかりますよね!昔のファミコンみたいな(笑)
ピクセルはこの「点の数」のことなんです。
長さでいう「mm」とか、重さでいう「g」とかみたいなもので、単位です。
昔のファミコン こんなやつね
はい!簡単に言ってこれです!
よく耳にする「ピクセル」と「画素数」って実はイコール。
一つの画像の中にある点の合計数のことで
縦×横を普通に掛け算した数がその写真の「画素数」になります。
つまり画像を長方形と考えて、面積をもとめるみたいに
縦辺にある点の数(縦pixel) × 横辺にある点の数(横pixel) = 総画素数
ということです。ね!簡単でしょ!?
ちなみに、ピクセルに実際のサイズが存在しているわけじゃなくて、
ん~なんて言うかな・・・
1ピクセルは実際は0.5ミリなんです!とかいう話じゃないから
「ピクセルはめっちゃ小さい点のこと」と覚えておけばOK!
ちなみに「解像度(dpi)」という言葉もありますが、ここはかなりややこしくなるのと、プロレベルでしかあまり必要ない知識なのであえて省略します。
デジカメで撮った画像情報に画素数(ピクセル)情報ものってるよ
「まいぷれ浦和」のトップページバナーの例
縦に470個の点、横に1300個のピクセル(点)があります。
じゃあ、たくさんの点で表現された写真の方が綺麗に決まってるじゃん!
画素数が高いほど高画質ってことよね!?
といきたいとこですが、そういうわけでも無いんです。
ここでまた登場、カメラのセンサーサイズが大きく関係してきます。
同じ約1200万画素で撮った「スマホの写真」と「一眼レフの写真」を見比べてみるとわかるんだけど・・・
スマホで撮影
フルサイズ一眼レフで撮影
スマホ写真を拡大
フルサイズ一眼写真を拡大
分かりますかね~!?
スマホで見てくれている方にはちょっと伝わりにくいカモだけど
拡大した時の画像の粗さは一目瞭然!!
どういうことかと言うと、同じ1200万画素で構成されているけど、センサーサイズが大きい一眼で撮った写真の方がスマホの画像よりも「1画素あたりの情報量が多い」 → 「画質がイイ」 って事。
またドーンと格言です。ためして◯◯テン!みたいねなんかw
でも大事なことなの!
私も最初は勘違いしていました!なので、部員の皆さんには画素数の高いカメラをポチる前に頭の片隅に置いといて欲しいのです。
確かに高画素数のカメラは拡大した時に荒れにくい写真が撮れるけど
「高画素数! = 良いカメラだ!」と画素数しか見ないで決めちゃうのはNG。
店員さんに「高画素数ですよ!」って言われたら、「イメージセンサーはどうなんですか?」と聞いちゃってOK!
つまりここでお伝えしたかったのは「重要なのは画素数ではなくセンサーサイズだよ!」てことです。
それを踏まえた上で、カメラの使用目的は何なのか?
毎日持ち歩きたいのか?運動会などの晴れ舞台でガッツリとカメラマンしたいのか?という事を考えて選びましょう。この辺り(使用目的とカメラ)はまた、どこかの回で触れたいな
画素数うんぬんじゃなくってココ(まず「使用目的」。画質的には「イメージセンサー」)が一番の肝なので!!ブレないで!!
長々とカメラの基礎知識をお伝えしてきましたが何となく分かって頂けたかしら?
正直、国内メーカーの物はお値段なりの性能になってるから「騙された!」なんて事は有り得ません。
どれもそれぞれのメリットデメリットがあるので、そこを知った上で納得して購入して欲しいと思います◎
画素数の話でも触れたけど画素数ってカメラ選びでは正直あまり考えなくてOK!
例えば、カメラのキタムラさんが推奨しているサイズ別画素数はこちら
写真サイズ(mm) | 推奨画素数 |
L 版(89×127) | 1074×1524 (150万画素以上) |
KG (はがきサイズ) | 1228×1818 (200万画素相当) |
2L (127×178) | 1536×2138 (300万画素相当) |
A4 (210×297) | 2516×3544 (900万画素相当) |
さっきの、スマホで撮った写真の画素数が1200万画素だから、スマホ写真でもA4まで引き延ばしても耐えれるという事です。例として挙げた粗い写真はズームし過ぎなだけ。
高画素数に惹かれて大きなカメラを買ったけど重くてお蔵入りでは悲し過ぎるし、カメラもかわいそう。クドいですが、使用目的に合ったカメラを迎えましょう!
長々とお読み頂き本当にありがとうございます。
飽きてない?嫌いになってない?(私のこと)
部員の皆さんのカメラ基礎知識がワンナップしてくれたらとっても嬉しいです。
是非この知識を持ってカメラ屋さんに行って欲しい。
店員さんにドヤ顔で「フォーサーズのミラーレスでいいのあります?」て聞いてみよう!!今までよりも色々理解しながら話を聞けるはず。
次回というか、第1回(今回)のおまけコーナーになるからわりとすぐ掲載されると思うんだけど、「自分にはどんなカメラが合うかな?」の事を書きますね!
それは置いておいて… ←(置くな!)
ってかね、わたくし、実は、、、
やっちゃったのです!買っちゃったの!ついに!令和初のビッグな買い物しました!
なのでカメラ購入記念として←(勝手)「ヒジコ、大都会でカメラを買うの巻」をお届けします。
本編からはちょっとずれるけど、購入レポや開封の儀、カメラを買ったときの心情なんかも綴りたいと思います!
↑↑↑も読んでね!
まいぷれ編集長に「ヒジコの『写真ギャラリー』参考になるし載せなよ^^」って言って頂いたので、恐れ多いのですが私の作品を少しばかし紹介させて頂いて本日はおひらきにしたいと思います。(笑点?)
私的に、イイなと思える写真たちっていうのは「一枚一枚にちゃんとコメントができること」だったりします。
そして、「ストーリーがあること!」
「技術的な説明が出来る事」という点もあるんだけど、なぜ「コメント」とか「ストーリー」かっていうと、自分が赤ちゃんだった頃の写真にそのルーツがあるんです。
それは写真の裏に添えられた私の母の手書きコメント。
「よく食べるようになってミルク粥がお気に入り。一生懸命で手を離しません」離乳食を食べている写真の裏に優しい字でそう書いてありました。
その時の状況とか生活の背景とか感情とかが伝わる写真を撮っていきたいなと思っています。
やだ、なんか恥ずかしくなってきたから写真みてください!
我が息子達の晴れやかな写真達です。
今から5年前の桜の頃
二人の息子は新生活をスタートさせました
後ろの桜と菜の花の色だけが欲しかったので望遠レンズでぼかして被写体を際立たせています。春らしい色合いの子供の可愛さ引き立つ一枚(親バカ)
桜の花びらを数えているところ。こっち向いて!と言いそうになりそうですが、ああ、この時は下に落ちた花びらにさえ反応していたのね(キュン)という思い出になります。仕草を残せるのも写真の魅力ですね。
よく晴れた日だったので順光で桜と空の色を思いっきり出しています。順光でカメラ目線をさせると眩しくてかわいそうなので後ろ姿にしてしまうのがオススメ。可愛いでしょ?(親バカ2)
今はもう手なんて繋いでくれない二人・・・(泣)この頃は弟の手を引っ張ってくれる頼もしい兄貴でした。そんな切ない記録にも・・・
例えば歩いているだけのこんなシーンもほら、正面じゃなくて横顔ってあまり撮らないのでは?
小さい次男のこれまた小さくチョコンしてるカット。自分の萌えアングルで撮るのは非常にオススメ(抱きしめたい)
お兄ちゃんを憧れの眼差しで見つめる次男。こういう関係性が年々崩れてきたな~(苦笑)とか、兄弟の関係性が写っているというのはとても面白いし愛おしいものです。
思い切り伸び~をしているところ。大きな桜の木と小さな一年生の対比が可愛らしい一枚。
ジャーンプ!のカットは子供なら必ずイイ表情が撮れます。タイミング合ってないけどこれもまた、その時らしさやね^^
泣けてきたのでこのくらいで失礼します。
ではまた次回!読んでくれてありがとう!
ヒジコ
岐阜県出身、さいたま市在住のプロカメラマン。2児のママ。
辛い物が大好き。エスニック、カレー、タイ料理・・・ あとお酒!
「まいぷれ浦和」で「まち記者」「動画カメラマン」としても活動中。
イベント体験記、食レポ系の記事も書いてますのでよろしくです^^
「まいぷれ浦和」のインスタよろしくお願いします
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※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。