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九十九屋さんたの妖怪古今録

金太郎から金時に

まさかりを持たない金太郎??

喜多川歌麿画:『山姥と金太郎 頰ずり』 寛政8年(1796年)
喜多川歌麿画:『山姥と金太郎 頰ずり』 寛政8年(1796年)
 五月、子供の日ですね。前回の金太郎の話は、五月人形のモチーフとして今でも見られますね。まさかりを担いで、お馬にまたがった姿。五月人形のモチーフになったのは、金太郎が、健やかでたくましい姿が素晴らしいからということもありますが、彼の生涯を見たときに、出世したこともあると思います。
 現在でこそ「気は優しくて力持ち」の金太郎は幼年時代の姿にばかり印象が残っており、そんな子供になって欲しいと願っていると思いますが、最後は出世するという面も忘れてはいけないと思います。

 金太郎は現在の姿になるまでに色々な変遷を遂げているのですが、もともとは実在の人物であった下毛野公時という方がモデルとされています。それから『今昔物語』で、頼光の部下として登場し、江戸時代に一気に盛り上がります。
 人形以外にも、江戸時代の浮世絵に描かれる事も多く、母である山姥と共に描かれるものや、鯉を捕まえている図案もあります。金太郎以外にも、怪童丸と呼ばれているので機会があったら見てみてください。その頃は、今のモチーフの中心である、腹かけも、まさかりももっていないので、不思議な気持ちになりますよ。

 金太郎は都に上り、坂田金時と呼ばれるようになります。源頼光の四天王の一人となります。
 さて、そんな中、主君である源頼光が大江山で鬼退治を命じられます。その鬼の名は、酒呑童子。
 こちらの鬼の話は、また次回に。